『日本の四季と行事 幸運を呼ぶ空間のある暮らし』 を開催しました。

2023.02.01

2023122日。

この日は、旧暦の新年で、水瓶座の新月。

何かを始めるにはぴったりな日に、ことほぎ茶屋サロンの企画として
京都わび茶会の藤村先生をお招きして『日本の四季と行事 幸運を呼ぶ空間のある暮らし』
を開催しました。

今回はスタッフレポートをお届けします。

昨年は食(行事食)を通して日本の四季を感じてきましたが、
今年のテーマは、「お家のなかに幸運を呼ぶ空間、パワースポットを持つ」です。

第一回目はまもなく訪れる「節分」のお飾りやお食事について教えていただきました。

節分といえば、「鬼は外、福は内」の豆まき、古いものとしては、
柊にイワシの頭をつけて玄関先に飾る、新しいものとしては、恵方巻き
そんなイメージが浮かぶでしょうか。

会の中では、節分の意味や役割のお話があり、節分は、1年のうち3回訪れる
大事な時のうちの1回であることや、その大事な時の過ごし方や心構えを、
古くから京都に伝わり、守られてきたお知恵やしきたり、ちょっとしたおまじないを
教えていただきました。

会の中では、神さまや仏さま、魔や邪といった、目に見えない存在が
登場するお話もありました。

そういう見えないものがいると信じることは、人によっては難しいことであったりもします。

でも、昔の人はそういう見えないものを信じていて、うまく共存していた。

それが行事に反映されていることをと知ることができました。
これを知ることは、守られていることに気づくことであったり、
魔や邪といった「あしきもの」と感じるものを排除するのではなく、
おとなしくしておいていただくという柔らかな考えを知ることでもあったりして、
それぞれの心に響くものがあったのではないかと感じています。

そして、節分のお食事のお話や、会のテーマでもある、お飾りについて。
「かわいい!」と参加者の方々から声が上がったお福さん。

節分の、このお飾りは、玄関に飾れるくらいの大きさのものですが、パワースポットとして、
さまざまな、しきたり、おまじないが凝縮された空間になっています。

会の中では、このお飾りとは別に、魔除け効果のある柊飾りを作るワークショップがありました。

どんな願い事を書こうとワクワク考えたり、柊にお花が咲いているのを見つけたり、
「こうやって、自分で作れるのっていいですね」というお声が聞こえてきて、
お飾りのお福さんも、より一層にっこりと微笑まれているような、楽しい会になりました。

会の最後は、お待ちかねの甘いものとお茶を。

お茶には大豆と、山椒が!
これはお祓いのお茶だそうです。
この節分に是非やってみてください。

今回のお菓子は、やきもち
藤村先生が京都から持ってきてくださるお菓子はいつも絶品です。

次回開催は、夏越の大祓(6月)を予定しています。

節分のお話、聞きたかった、とか、お福さんはどこで買えますか?とか、
桃の節句の会を開いてほしい、など、ご質問・ご要望ございましたら、
ことほぎ茶屋へお電話かInstagramのDMにてお問い合わせください。

まだまだ寒い日が続きますが、少し外へ出ていただいて、
熱田へお越しいただけましたら、ことほぎ茶屋で、ほっと一息つけるよう、
皆様のお越しをお待ちしております。